忘れられない一言

退院して3日後くらいでしょうか...
産後一週間くらいですね。義兄弟達が息子を見にやってきました。
病院にも来たくせに、また来た...
産後一週間ってまだ安静にしててもいい時期ですよね?
またお茶を出したり忙しくなりました。

そろそろ息子に授乳しますと自分の部屋に避難して、おっぱいをあげようとしていました。
そこへまた勝手に部屋に入ってくる義姪(当時3歳~4歳くらい)。
「わー!ベッドがあるー」
とベビーベッドの上に登って床に飛び降りる。何回も何回もドンドンドンドン。
1階にも響いてるはずなのに、義姉達は知らん顔ですか?
息子も音にビックリしてるから
「少し静かにしてね」
と言っても無視して飛び跳ねる走り回る。
てか、赤ちゃんのベッドに上がらないで!

そこへやっと誰かが階段を上がってくる音が聞こえました。
早くこの子を連れて行って... って思っていたら現れたのは旦那。

「皆が赤ちゃん見たいって言ってるんだけど」

「今からおっぱいあげるから少し待って」
ってお願いしたら

「空乳吸わせててもしょうがないっしょ」

...

か ら ち ち す わ せ て も し ょ う が な い っ し ょ


固まって黙り込んだ私から息子をさっと抱き上げ、1階に降りて行きました。
義姪も「わーい。赤ちゃーん」と一緒に降りて行ってくれました。

空乳じゃないもん。20mlくらいは出てるもん。
今まで頑張って吸わせてたのに旦那はずっとそんな風に思って見てたんだ

そう思ったら、悲しいのか悔しいのか泣けてきました。

息子の泣き声が聞こえてきて

「何してんの? 息子お腹すかせてるから早くミルク作ってあげて!」

と旦那の怒鳴る声も聞こえてきました。

キッチンに行き、ミルクを作っていると

「嫁ちゃん、おっぱい出ないんだー」
と義兄弟達が話てました。
「そうなの!全然出ないみたい!」
と姑の声も聞こえてきました。

悲しい悔しい悲しい悔しい...

出来たミルクを持って
「ミルク出来たよ!息子に飲ませるから」
と無理して笑顔で言いました

「いいから、かして! 皆飲むところも見たいって言ってるから」
とまた哺乳瓶を取られ姑へ...

「私があげたーい!」
と義姪。

「義姪ちゃんお世話してくれるのぉ?」
と馬鹿姑。

生後一週間の息子の口に哺乳瓶を突っ込もうとする義姪にさすがに黙ってられなくて、
「まだ本当に赤ちゃんだからもう少し大きくなってからお願い出来る?」
って言いました。(間違ってますか?)

「もういいからお前は上で休んで来れば?」
「そうそう!嫁ちゃん。まだ産後間もないんだから休んでて」

あー、私邪魔なんですね。休んでていいとか初めて言われました。
2階に上がってとうとう我慢出来ずに泣きました。


か ら ち ち す わ せ て も し ょ う が な い っ し ょ


この旦那の発言だけは未だに許せない。多分、一生許せない。
忘れられない一言です。